父親が単身赴任したら子供への影響は?何歳なら問題ない?ストレスなど実体験を話すよ

転勤・単身赴任

『単身赴任で子供に影響でないか不安』
『何歳の子供なら影響でないかな』


転勤制度がある会社もいまだに多いですが、いざ命じられたら子供など家族への影響が出ないか考えてしまいますよね。私も小さい子を地元に残して単身赴任をしていましたが子供への影響は様々ありました。泣き叫ぶ子を残して赴任先に向かう時の切ない気持ちは一生忘れることはないでしょうね。


今後転勤し単身赴任を行う可能性がある方、いざ命じられてどうするか悩んでる方へ手助けできるよう、自身の体験談を通して分かった子供への影響について解説していきます。自分の仕事ももちろん大事。でも家族はもっと大事じゃないですか?


この記事を読んでみて、どのような影響があるか理解し家族の将来について考えてみてくださいね。

この記事で分かること

・子供への影響は多々ある
・子供が何歳でもその時に応じた影響が出てくる

・なるべく影響を少なくする対策法

\dodaなら転勤なしの仕事を探せます/

単身赴任が子供に与える影響一覧

私が実際に体験した子供への影響に加えて、年齢に応じて出てくるであろう影響を一覧にしてみました。各項目の詳細も記載しておくので参考にしてくださいね。

子供に与える影響一覧

乳児:父親を覚えない。母親が休めない
幼児:別れを悲しみ心に傷が
小学校:父親の存在は薄く、習い事にも影響
中学~高校:塾や部活動・受験へ影響

乳児:父親を覚えないし、母親は休めない

単身赴任中に次男が産まれた我が家。私は1か月程度、育休を取得して長男のお世話を中心に生活していました。最近では父親も育児休暇を取得できる会社も増えてきましたが、まだまだ数は少なく取れる日数も少ないんですよね。


だから出産時には戻れても、早ければ数日。長くても1ヶ月程度しか帰れないのが実態です。奥さんの実家が全面サポートするならまだ多少マシですが、奥さんは休めたもんではありませんよね。特に初めての子なら尚更夫婦で一緒に育児をしたいのでは。


赤ちゃんだからたまにしか帰ってこない父親なんて覚えるわけないですし、抱っこしたらギャン泣きであやすお母さんが疲れてしまいます。帰ってくるたびにギャン泣きされてしまっては悲しくて帰る足取りが重くなってしまうかもしれません。


赤ちゃんの時期は一気に過ぎ去ってしまうもの。せめてこの期間は一緒にいれる環境作りが必要だと感じます。


幼児:別れを悲しみ心に傷が

赤ちゃん時期を過ぎ、やっとお父さんの顔を覚えても、普段から不在だとなかなかコミュニケーションをとることもできません。毎週末に帰ってくるならまだマシですが月に一度では全く子供達もなつかないかもしれませんよ。


子供たちが普段どんな遊びをして、どんなご飯を食べて、どうやって過ごしているかもよく理解できないまま一人で赴任先で過ごすなんて寂しいものですよ。


私は月に2回、隔週で帰省していましたが帰るたびに子供は最初照れくさそうにしていましたし、ちょっと気まずいような雰囲気も感じていましたね。またイヤイヤ期だと奥さんも疲弊しますしそういった所を普段から協力できない後ろめたさも感じてしまいますね。


照れくさそうにしていた子供と打ち解けて仲良く遊んだ矢先に、また赴任先へ戻る。この頃の子が一番悲しんで泣いて悲しんでいました。バイバイすると泣いてしまうからわざと部屋に閉じこもって出てこないなんて事もありましたよ。それからもう5年以上たちますが、その時の切なさを忘れることができないですね。


幼児から習い事に通わせる家庭も多いですが、旦那さんが単身赴任してて余裕がないから通わせられないと話している同僚もいましたよ。


小学校:父親の存在は薄く、習い事にも影響

単身赴任が小学生になっても続くと、もう『父親がいないのは当たり前』だと子供は認識します。ですので”いなくても寂しくない”という感情にもなっていき父親の存在が薄らいでいきます。


むしろいないほうが家事も増えないし、奥さんも楽になってくるのではないでしょうか。また小学校での習い事の協力もしにくいので、送迎を兼ねた習い事は通わせにくいことがあります。


我が家は長男が小学生になる前に、転職して地元に戻れたので問題なかったですが、これが単身赴任が続いていたら保育園と学童のお迎えも重なり奥さんにはかなりの負担を強いていたことでしょう。


また、単身赴任をするために奥さんと子供を実家に預けていた知人は、奥さんの実家に任せきりで帰る頻度が減っていき最終的にいなくても問題ないと見なされて離婚してしまいましたよ。


中学~高校:塾や部活動・受験へ影響

中学生にもなれば、本当に父親がいなくても何も思わなくなるかもしれません。むしろ反抗期にいないなら親子ケンカもないかもしれませんが、多感な時期ですしすぐの相談できる相手がいないため、尚更父親の存在は希薄になっていくでしょう。


中学生にもなれば、部活動が始まり遠征などもあるかもしれません。毎週のように帰れればいいですが遠い赴任先では遠征についていくことも送迎することも難しいですよね。


子供が不登校になったが、普段からお子さんと向き合えずにいたことを悲しんでいる知人もいました。皆がそうではないですが、何かあったときにすぐ駆けつけることができないのは辛いですよね。


受験シーズンにもなれば子供も忙しいですし、送迎が必要にもなってくるかもしれません。臨機応変に対応できない状況では親子ともに大変になってしまいます。


結局は単身赴任って家族と離れて生活をするわけなので、子供が何歳であろうとそれなりの影響が出てしまうんですよね。だからといって毎週帰省するのは体力的にも大変です。単身赴任となった場合の帰省の頻度など、あらかじめ家族としっかり話し合ったほうが良いですよ。

単身赴任でも子供への影響を最小限にとどめる方法

子供への影響は多々ある。とはわかっていても、現実では転勤を断れない。従うしかないってこともありますよね。私もそうでしたから辛い気持ちはよくわかります。


ですので、子供や家族への影響を少しでも減らせる方法を紹介していきます。離れていても家族としてつながっている。ということを子供に分かってもらえるよう以下のことを試してみませんか。

 

ワイヤレスカメラで父親の姿を見えるようにする

やはり普段からお互いの様子が見れるのはいい影響を与えます。週末にしか顔を見せない父親よりも断然いいですよ。AmazonのEcho Showならば、ワイヤレスカメラとして使えるので、ダイニングテーブルに乗せておいて食事中は常にカメラをつなげて一緒にご飯を食べたりも可能です。


こちらは5インチタイプ。ちょっと画面は小さいですが、その分価格は控えめなので購入しやすいですよ。



もう少し大きな画面で子供たちの様子をみたいな。と思うなら、8インチタイプもありますよ。せっかくならお子さんも大きい画面でお父さんを見れた方がうれしいですよね。

もちろん顔が見れるってのはいいことですが、それ以上に毎日会話するって点も非常に大事だと考えています。特に赴任地が遠い場合は帰省回数も少なくなりますしね。

 

 

まとめ:単身赴任は子供にも影響大!

もう一度この記事で伝えたかったポイントを書いておきます。

子供に与える影響一覧

乳児:父親を覚えない。母親が休めない
幼児:別れを悲しみ心に傷が
小学校:父親の存在は薄く、習い事にも影響
中学~高校:塾や部活動・受験へ影響

単身赴任は子供の成長や進学など、大きく影響を与える場合があります。悪い影響が出ないよう単身赴任を命じられてから頭を抱えるのではなく、事前にしっかりと家族と相談してどうすべきか話しておくことを強くお勧めします。


話し合って、やはり転勤は家族への影響が大きすぎる。と感じるならば転職を検討するのもありですよ。私も単身赴任が嫌で転職活動をしましたし、転職サイトでも転勤なしのお仕事を探すことも可能です。

 

\dodaで転勤なしの仕事を探そう/

コメント