セクハラ、マタハラ‥世の中には様々なハラスメントがありますよね。
そんななか、最近聞くようになったのは「パタハラ」です。
パタハラとは、パタニティ・ハラスメントの略です。
パタニティとは、Paternity(父性)の意味。
男性社員の育児休業制度等の利用に関して、上司・同僚からのいやがらせを指します。
具体的には、育児休業取得を拒んだり、育児休業取得を理由に降格させるなどといった
行為が典型です。
出典:エン・ジャパン
私は次男が産まれたときに1ヶ月育休を取得したのですが、復帰後に上司から無視されるようになりました。
直属上司ではないので業務に支障はなかったんですが、後味悪い思い出です・・・。
今さらになって、あれがパタハラだったのかなと思うようになりました。
実際にどんな風に無視されたのかという話を記事にしてみました。
これから育休を取る予定の男性に気をつけてほしいポイントも乗せるので、ぜひ参考にして下さい。
・上司への挨拶(いなくてもメールで挨拶すべき!)
会社で初めて育休をとった話
私が勤めていた会社で初めて育児休業制度ができた年。
私は家族から500km離れた土地で単身赴任をしていました。
そんな中、次男を妊娠しもうすぐ出産という時期に。
義母と同居してるとはいえ、長男のお世話が必要なので、これは育休をとって帰るしかないなと考えたのです。
早速直属の上司である課長に相談すると、快く許可を出してくれました。
その後、総務と打ち合わせを行い、私が会社で初の取得者になると告げらる。
とは言っても特別な申請や許可があるわけではないので、スムーズに打ち合わせは終了。
育休は予定日一週間前の日から一か月取得することにして、業務の調整を行い上司に挨拶を済ませて、里帰りをしたのです。
まさか復帰後にあんな嫌な思いをするとは思いもせずに…。
育休あけたら上司(部長)に無視されるようになった話
育休を取得して帰省した次の日に次男が誕生しました。
2人目だし早まるかなと考えたのが幸いでしたね。
私が取得した育休期間は1か月(最大日数です)
あっという間に過ぎ去って復帰の時期となりました。
復帰し、課長に挨拶にいくと同僚と共にお祝いを頂き、スムーズに復帰できたなぁ。
…と思ったのもつかの間。
部長がいたので挨拶すると、こちらを見て「・・・・・・・」
何も発することなく、そのまま席に戻っていきました。
その時は聞こえなかったかな?と思いました。
ですが次の日も、その次の日も挨拶しても「・・・・・」
さすがに無視されてる!?と思い始めましたね。
そんな状況で3日目くらいでしょうか。
課長と部長が話しているところに、課長に呼ばれたんですが、そこで部長が一言。
「お前だれだっけ?」
・・・・・はぁ?
いやいやいや、誰ってあんたの部下だよ。
何言ってんのこの人。
課長は部長に、「そんな言い方ないでしょう」って言ってたけど部長は無視。
訳わからんわ…と思ったので私は退散しました。
いや別にお祝いの言葉が欲しいなんて思いませんよ。
でもさ、意味わかんないんですよ。
結局その後も、同じような状況が続きました。
まあ毎日会うわけでもないし、直接かかわる業務は無いので支障は無いんですが、なんかモヤモヤしますよね!
その後、課長に無視されるようになった理由を聞いて「そんなことかよ…」ってよけいに疲れたのが次の話です。
育休とって上司に無視されるようになった原因
課長に聞きました。
私「なんか部長に変なことしましたっけ?」
課長「いや、してないよ。」
私「じゃあなんであんな態度なんでしょ?」
課長「・・・育休入る前に、挨拶が無かったから腹たったんだって。」
・・・・・はい?
あ い さ つ が無かったから?
いやいや、課長や同僚にはもちろん挨拶しましたよ。
部長は挨拶しようにも出張でいなかったじゃん。
で、挨拶が無かったからって腹立った???
電話でもすればよかったの?
業務で殆どかかわらないのに。
事前に許可とって部長にも話いってるのに。
メールかお手紙でも出せばよかったの??
理由を聞いて余計にモヤモヤしてしまったのでした…。
上司(部長)に無視されるようになったその後
結局その後は無視状態が続いたんですが、ひと月ほどで元に戻っていました。
別にどちらかが謝ったわけでもないんですが、まあ面倒になったんでしょう。
もともとパワハラな方でしたので、そんなことされても「ほんとこの人は…」
って気分だったのでこちらも放っておきましたからね。
課長からも放っておけばいいよと言われてたのでそうしていました。
(むしろ課長はすばらしい人でした☆)
というか挨拶が無かったから無視するって子どもかよ。
ほんと困った人だわって思えた出来事でした。
育休とる前にやっておいた方がいいこと
この話は5年前の話なので、もしかしたら部長は男性の育児休暇には理解が少なかったかもしれません。
あいつ休みやがってって思うところがあったのかも。
(いや、絶対によくは思ってなかったはず)
世の中には今でも、男性が育児休暇を取るのをよく思わない人がいるはずです。
私と同じようなトラブルにあわない為にも、挨拶周りだけは徹底しておいた方がよいかと思います。
まあ当然の話なんですけどね。
育休とってパタハラ受けた話のまとめ
そんな訳で、育休を取得したら無視された話でした。
後味が悪い結果になったんですが、何を言われても取得してよかったとは心から思います。
その制度を作ってくれた会社や、理解ある同僚や上司には感謝ですね。
現在では少しずつ広がりを見せてる男性の育児休暇。
私と同じような思いをしないよう、しっかり挨拶はして家族と過ごしてくださいね。
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