「ふきのとう見つけたけど花が咲いてる‥食べれるのかな?」
「ふきのとうの食べ方がわからないから教えてほしい」
ふきのとうを見つけたときに、そんなふうに思って迷ったことはありませんか?春の味覚の1つである山菜。その中でもふきのとうは早春に出てくる山菜としても有名ですね。
最近ではお店にもよく並んでいますが、実際に採りに行くと思ってたより育ちすぎてたりして、これでも食べれるの?って思うことがありますよね。
実はふきのとうは成長して花が咲いてても食べれるんです!写真を交えて食べ方を紹介していきますので、安心してふきのとうを味わってみてくださいね。
・食べれるふきのとうの大きさ
・大きさ別のおすすめの食べ方
ふきのとうの大きさごとの食べ方

雪解けの地面からちょこんと顔を出す可愛いふきのとう。成長するにつれて色んな姿を見せてくれるのも楽しいですよね。そんな成長していく姿や食べ方を3段階に分けて紹介していきます!
つぼみの状態

地面から出てきてすぐの状態は、まだつぼみが閉じで丸々としています。私はこの状態で採るのが結構好きなんです。コロンとしてて可愛いじゃないですか。
採り方は根元をナイフで切り取るだけ。私も使ってるこの山菜採小刀ならサクっと切れて楽に収穫できますよ。
目が慣れてくると、枯れ葉の中に黄緑の鮮やかな色が見えるので、簡単に見つかりますよ。

アクが強いので切ったそばから切り口が黒くなっていきます。採れたてほどアクが少ないので、できれば採ったその日に調理して頂いちゃいましょう。
沸騰したお湯で茹でて、しばらく水に晒しておくとアクが抜けて食べやすくなります。ちなみにふきのとうには微量の毒成分が含まれており、過食は禁物です。しっかりとアク抜きをすることで安心して食べれますよ。詳しくはこちらの農林水産省の記事を参考にしてください。
食べ方はやっぱり天ぷらが一番!そして食べきれない分はふきのとう味噌にしちゃいましょう。

少し開いた状態

山菜の本で紹介されている写真はこういう少し開いた状態が多いですね。天ぷらにしても葉が開いているので見た目もゴージャスになるのでうけはいいのかも。
こちらも調理方法はつぼみと同様に天ぷらやふきのとう味噌が一番合いますよ。

花が見える分、”ふきのとう”って感じがするのではないでしょうか。
花が開いて伸びた状態

更に成長すると完全に花が開いて高さも出てきます。ここまでくるとふきのとうと呼べるのか…とも思いますが。正直あまりおいしそうには見えないですよね。ですがまだ食べれます!
長さは手のひらくらいのサイズがいいですよ。これ以上だと更に茎が固くなってきますので。

花は花粉がたくさん出ますので、切り取って茎だけ持って帰りましょう。無理して花まで食べる必要もないので。
持って帰って洗った状態です。ここから葉を剥いていきましょう。

たまに中の空洞に虫がいることがあるので、しっかり中にも水を通しておきましょうね。私は昔この中からナメクジが出てきてとんでもなくビックリしましたよ。。

はい、これで茎だけになりました。葉を剥く時にスジも一緒に取れるので食べやすくなります。

あとはこの茎を使って料理するだけです。茎だけならクセも弱いのでどんな料理にも合いやすいですよ。
私は大体ベーコンと炒めちゃいます。結構油とあうんですよね。薄切りにしたアスパラみたいな感触で美味しいですよ。

茎だけだと、あまりふきのとう食べてるって感覚はないかもしれませんが、家族に食べさせてみてふきのとうだよって教えるのはちょっと楽しいかもしれませんね。
つぼみの時だけじゃなく、大きくなっても利用できるので見つけたらぜひ試してみてくださいね。
ふきのとうの大きさ別の食べ方まとめ
早ければ2月上旬ごろから楽しめるふきのとう。一度コツを見つければどんどん見つけることも出来ますよ。どうせなら色んなふきのとうの姿を見て楽しみ、食べて楽しんでみては如何でしょうか。
お子さんと散歩ついでに探してみるのもきっと楽しいですよ。
山菜を本格的に学びたいならこちらの記事もオススメです!
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