選挙の立会人の体験談。仕事内容や服装や持ち物、報酬についてご紹介!

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選挙といえば何が思い浮かびますか?
選挙でやることといえば・・・そう投票ですよね。

 

投票を行うには投票所に行く必要があるのですが、そこで投票の様子をジーっと見ている方がいるのをご存知ですか?

 

それこそが今回紹介する、投票立会人です。

 

ひょんなことから先日、立会人に選出されて体験してきました。

 

そこで色々と学んできたので、

・どんな仕事内容か
・服装の決まりはあるか
・報酬は出るのか
・必要な持ち物はあるか

を紹介していきます。

 

私のように初めて選出されて、不安になった方へ。
この記事を読めば参考になりますよ!

 

よい経験になるので、機会があれば体験してみることをオススメします!

 

投票立会人の役割と仕事内容は

簡潔に言うと、選挙に不正がないか監視する仕事です。

選挙に関する立会人としては、投票立会人、開票立会人及び選挙立会人がいる。 公職選挙法第38条で規定されている。 各投票所の投票で不正がないかどうかを監視する仕事である。 各市町村の選挙管理委員会ごとに投票立会人を選任する。
出典:Wikipedia

 

仕事内容は下記の通りです。

 

  • 投票開始時に、投票箱が空になっているか確認
  • 投票者が投票時に不正を行わないかチェック
  • 投票所の閉所後に、投票箱の施錠の確認
  • 開票所まで投票箱が不正されず届けられるか立会い

 

投票の開始~終了まで、ひたすら不正がないか投票の様子を確認していく仕事となっています。

確認といっても、投票箱に入れるのをジーっと見るだけなので誰でもできる仕事ですよ。

 

もちろん当日朝に市役所の方から説明もありますし、身構えなくても大丈夫です!

 

ただし、拘束時間はひじょ~~に長いです。。。

 

投票立会人に選ばれた理由

私は別に進んで投票に行くような人間でもないです。

それなのになぜ選出されたか・・・

 

それは、町会長だからでした。

 

うちの地区では町会長が立会人になるルールがあり、ちょうど私の任期中に選挙となったので
選出されてしまったのです。

 

まあ結果的には体験してみてよかったと思えたので結果オーライなのですが。

 

市によっては、立会人を募集しているので、興味があれば調べてみては如何でしょうか。

 

投票立会人を体験してみた感想

選挙ってすっごく静かな空間でやるじゃないですか。

なので、ピリピリした雰囲気で過ごすのかな…と不安だったのです。

 

と思っていたのですが、案外ゆったりした感じでした。

 

市役所の方もフレンドリーでしたし、投票所には飲み物もあって休憩しながら行うことができましたよ。

 

市役所の方いわく、昔はもっとピリピリしていたそうですが
投票率に影響が出ないよう、なるべく圧迫感を抑えるようにしているそうです。

 

また、立会人はもう一人いたので交代でトイレに行ったりもできました。

初めて務める方は、気を張らないでリラックスして務めましょう。

 

投票立会人のスケジュール

ここからは私が実際に過ごした、当日のスケジュールについて説明しますね。

 

  • 06:30 集合(早い!)
  • 06:40 内容説明
  • 07:00 投票開始~ひたすら投票チェック
  • 12:00 昼食。お弁当が出ます。
  • 15:00 おやつタイム。
  • 18:00 座りっぱなしでお尻がかゆくなる。
  • 19:00 軽食。インスタントのスープ。
  • 20:00 投票所の閉所
  • 20:30 投票箱を開票所へ持ち込み
  • 21:00 解散

 

ほぼ丸一日のスケジュールとなっています。

更に選挙は日曜日に行われるので、休日はまるまる潰れることになりますよ。

 

正直退屈なので、もう一人の立会人の方とずっと小さい声で話していました。

投票箱にいれるときにしっかり見ていれば、それ以外の時間は話していても大丈夫ですよ。

 

投票立会人の服装は?

服装には規定はなく、普段着でOKですが派手な物や露出が多い物は避けた方がよいですね。

 

  • 男性:背広にワイシャツ
  • 女性:シャツとパンツorスカート

 

であれば目立つこともありません。

役所にいる方の服装をイメージしていただければ良いかと思います。

 

私は白シャツの上に黒のトレーナーを着ていきました(ノーネクタイ)

投票所の男性陣は皆さん背広でネクタイつけていましたが、指摘もされませんでしたよ。

 

冬場は冷えるので、調整がきく服装が望ましいですね。

ちなみに投票所は室内なのでスリッパを履いて務めることになります。

 

投票立会人の報酬は?

私の報酬は約15,000円でした。

(明細を見るとしっかり所得税が数百円ひかれていましたが…)

 

市によって多少変動あるそうですが、大体15,000円程度だそうです。

 

拘束時間は15時間くらいあるので、時給1,000円程度ですね。

お金より経験を稼いだということにしておきましょうw

 

投票立会人で持ってくといい物は

体験してみてこれがあった方がいいなと思うものを挙げておきます。

会場へはカバンの持ち込みは可能ですので、できるなら準備していきましょう。

 

  • 椅子用のクッション

1日中パイプ椅子に座ることになるので、後半は非常にお尻が辛いです。

ずっと固い椅子に座るとかゆくなってくるので、クッションがあると楽になりますよ。

 

  • ひざ掛け

投票所は体育館など、広い空間で行われることが多いです。

暖房も入りますが、どうしても足元が寒くなってきますのでひざ掛けを準備しておきましょう。

 

  • 足先用カイロ

足元がスリッパなので、これまた冷えてくるんです。厚めの靴下とカイロがあると安心ですよ。

 

投票立会人を体験してみて:まとめ

今回立会人を体験するまでは、めんどくさいなあと思う気持ちが強かったのですが今思えば、非常に良い体験ができたと思いますね。

 

また、以前から報じられている投票率の低下ということも肌身で感じることができました。

 

投票者も年配の方が圧倒的に多いですし、やはり若い世代がもっと参加することで結果は大きく変わってくるだろうなと思えてきます。

 

更に投票所だけでなく、開票所の張りつめた空気に触れることができたのはよかったですね。

これが選挙か…とただただ圧倒されました。

 

選挙の裏側って殆ど見る機会はないので、チャンスがあれば、ぜひやってみることをおすすめしますよ!

コメント

  1. うどんかけごはん より:

    非常に参考になりました。ありがとうございます。
    明日市長選投票の立会人を、初めてすることになりました。
    こんな体験なかなかすることはないので喜んで引き受けたのですが、
    いざ前日になると急に不安になりまして、どうしようと思っていたところ
    貴重なご意見を得られましたので、安心して明日に挑めます。
    ありがとうございました。

    • しんぺ しんぺ より:

      コメントありがとうございます。全くわからないし不安ですよね!私もそうでした・・・。おそらく地域により色々とルールが変わってくるかと思いますが参考になれば幸いです。